テニスコーチ溝畑佑哉のブログ

テニスの事、用具の事、試合の事を個人の感想で書いていきたいと思います。

レニックスジュニアカップ12月大会

先日、レニックスジュニアカップ12月大会を開催しました。
今回のテーマは、ラケット形状による性格の違いを説明しました。

ラケット形状は、大きく分けて2種類あります。
ボックス形状とラウンド形状に分けられます。

ボックス形状は
◯フレームが変形しやすく、ボールがラケット面に接触している時間が長い。
◯打球感は柔らかく、インパクト時に深さ、方向や回転のコントロールをしやすい。
◯スイートスポットを外すと面がぶれやすい。
◯フレームが変形する為、反発力が失われて飛びにくい
ホールド感が高いので、スピードよりコントロールや球種のアレンジを武器にするプレーヤーに

ラウンド形状
◯フレームが硬く弾きが良い
◯スイートスポットを外しても面安定性が高い
◯打球感は固く、ボールを飛ばしやすい
◯空気抵抗を受けにくく、スイングスピードを上げやすい
飛びやすく振り抜きが良いので、スピードや回転で相手を押し込みたいプレーヤーに

以上の様な性格があります。
もちろん絶対こうという事もありませんが!
最近は、ボックスは、よりラウンドの性格によってるし
ラウンドは、ボックスの性格に似てきてますね!

この性格を元にラケットを選んでみるのも良いですが
、最近大きなショップでは高性能の機械を使って
ボールの軌道、回転量、スピード、落下地点等をデータ化してくれる様ですね!
試合に勝ちたい方は、そのデータで重要視するのは、回転量でもスピードでもありません。
いかに再現性が高いか?が重要になります。何度も同じ様なボールを打てるラケットが試合では、かなり重要になってきます。
実際、自分もやった事がありますが270g位の軽いラケットが再現性が高いので勧められました。

軽いラケットだと打球感が固くなる傾向があるので、あまり好きではないですが、狙った所に行くのは確かにそのラケットでした。
試合に出る方は、打ち心地も大事ですが、再現性にも目を向けてみると戦績が変わってくるかもしれませんね!
そんな僕は、打ち心地を重視してますがね(^^)